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ステークホルダーコード

ステークホルダーコードとは?

 

組織(チーム、団体など)に関わる利害関係者(ステークホルダー)が、その組織の活動に対して共通の理解や認識を持ち、円滑な関係を築くために定めた行動規範やルールを指します。下記のステークホルダーコードは、ワールドラグビー(WR)が公開していた内容をJRFU普及育成委員会コーチング部門で、有資格者向けに編集をした内容となります。皆さまの活動のご参考にお役立ていただけますと幸いです。

 

皆さんのチームではステークホルダーコードを共有していますか?

 

お互いのコードの理解が違うと無駄な摩擦が起こるものです。特にコーチとプレーヤー、コーチと保護者は、それぞれのコードを共有することが円滑な活動につながります。また、複数のコーチが在籍しているチームはコーチ間でのコードの共有も不可欠です。同じチーム内でコーチによって発言が違うことは、プレーヤーを混乱させることになるからです。ステークホルダーコードは、特に育成年代のプレーヤーが楽しくプレーするためには不可欠なものです。

 

コーチコード

1.発達期では基本スキルを向上させ、ポジションの専門化を避ける。

2.基本スキルを教えるのと同じようにスポーツマンシップを教えるための機会をつくる。

3.ほめることでスキルの向上とスポーツマンシップに対する報酬を与える。

4.プレーヤーが将来的に必要なスキル学習をする時間を大会での勝利のための時間よりも優先する。

5.コーチとしての学びの努力を怠らない。

6.子どもたちにはテレビで見る大人のラグビーと自分たちのラグビーの違いを理解させる。

大人だからできるプレーもあり、子どもが真似をすると危険なこともある。

7.ラグビーはレフリーが見ていなくても自分でルールを守るというフェアープレー精神を子どもたちに理解させる。


プレーヤーコード

1.他人を喜ばすためではなく、自分自身の楽しみのためにプレーする。

2.競技規則に従ってプレーする。

3.レフリーの決定に対して決して文句を言わない(伝えるなら手順を踏む) 

4.感情をコントロールする。

5.自分自身と自分のチームのためにプレーする。

6.チームメイトおよび相手の良いプレーを認める。

7.自分が扱われたいように他のすべてのプレーヤーを扱う。

8.コーチ、チームメイト、そして相手と協力する。


レフリーコード

1.プレーヤーのスキルレベルに合うように競技規則を変更する。

2.できるだけ笛が少なくなるように試合を進める。

3.スポーツマンシップを保証する。

4.それが妥当であれば、チームのパフォーマンスをほめる言葉をかける。

5.首尾一貫し、客観的で、思いやりを持って対応する。

6.レフリングの原則と年少のプレーヤーの発育発達について精通している。


観客(保護者)コード

1.プレーヤーはプレーヤー自身の喜びのためにプレーしているのであって親や観客の喜びのためではない。

2.汚い言葉を使わない。

3.プレーヤー、コーチおよびレフリーを攻撃しない。

4.どちらのチームであっても良いプレーに対してはほめる。

5.相手に敬意を払う(相手なくして試合は成り立たないのであるから)。

6.暴力の行使を非難する。

7.レフリーの決定を尊重する。

 

保護者コーチコード 

1.コーチング現場に親子関係を持ち込まない。

2.自分の子どもに対して贔屓することはあってはならないが、だからといって厳しすぎるのも良くない。

 

親子間での厳しい叱責については他のコーチが意見を言えないだけでなく、他のプレーヤーも怯えて しまう可能性があり、チームの雰囲気が悪くなる可能性があるからである。

 


管理者コード 

1.すべてのプレーヤーに参加のための機会を平等につくり出す。

2.ラグビーはプレーに参加する者のためにあり、観客のためのスポーツではない。

3.用具や施設がプレーヤーのニーズをよく考えたものであるようにする。

4.プレーヤーの成熟度に合わせて競技規則を変える。

5.コードを配布し、ステークホルダーに周知する。

6.すべてのステークホルダーは、フェアプレーに対して、同様の責任を持っていることを周知する。

7.能力のあるコーチおよびレフリーのみを任命する。

8.コーチおよびレフリーを教育・訓練するための講習会を準備する。