今年度2回目のC級コーチ資格認定講習会を開催しました。参加者は7名で、その所属はスクール4名、クラブ(中学生)1名、大学2名となりました。
緊張していた受講生も、アイスブレイクで一気に打ち解け、和気あいあいとした雰囲気の中カリキュラムが進行し、全員が積極的な姿勢でよく学んでいました。特にワークの場面での意見交換は活発で、他者の視点に触れる良い機会となっていました。今回はコーチ講習会の枠組みの中での経験ですが、これを応用しコーチやプレーヤーのみならず、様々な立場の人の意見を聞く姿勢を持つコーチに成長して欲しいと願います。
午後の実技では聖光学院高校の1年生8名に協力いただき、そこに実施班と次の班を除く2つの班が加わる12名を指導対象とし、コーチ陣は2人×4班で実施しました。各班とも、「問いかける」「ゆだねる」アプローチが多くみられ、午前の学びを生かそうとする姿勢がとても強く見られ、充実した演習となったと感じています。
また、レビューにおいても他の受講生から自発的に手が上がり、良かった点と改善点の意見交換ができました。一部の実施者からは「計画通りいかなかった」との反省も聞かれたが、今が完成ではなく、「PDCAサイクルを回す良い材料を得た」という視点を持つことが重要であるとアドバイスし、全体で共有しました。
最後のまとめの講義では、自身のコーチ哲学を見つめ、さらには学び続けることの大切さを互いに確認しあい、講習会を終了しました。
実施日:2025年3月29日(土)
開催場所:保原総合運動公園
エデュケーター:佐藤弘樹
助手:根本浩之