奈良県の2023年度C級コーチ講習会は7月23日に奈良工業高等専門学校で開催いたしました。受講者は県内外から15名で、現役の大学生から、幼児担当クラスコーチから大学・クラブコーチまでと様々なカテゴリーの指導者が参加しました。
午前の講義では、「ゲームの理解」に始まり、「コーチングプロセス」まで、3人組のグループを随時変更しながらワークを中心に行い、活発な意見交換が行われました。幅広いカテゴリーの参加者が自らの経験を語り合うことにより新たな発見や学びがあったように思います。午前の最後には、午後からの実技に向け、3人一組で5グループに分かれ、攻防の原則からメニューを選択し、練習計画書を作成と役割分担を確認しました。
午後からの実技は酷暑であったことも考慮して、体育館で実施しました。
各グループが10分間午前中に計画した内容をもとに実技のコーチングを発表していきました。各グループは、様々な工夫が見られ午前中の講義で学んだこととこれまでの経験をうまく活かしながらコーチングを実践されていました。実技修了後に行うレビューでは、コーチ役も選手役もそれぞれの視点から良かった点、改善点などを活発に意見交換する姿が印象的でした。最後には、森エデュケーターから総括的なコメントを貰い、全員でレビューを行うことで徐々に実技がブラッシュアップされていく様子も見受けられました。
この講習会に参加された皆様が、各チームで活躍され、更には地域ラグビーの活性化に励んでもらえれば幸いです。受講者の皆様、お疲れ様でした。
実施日:2023年7月23日(日)
開催場所:奈良工業高等専門学校
エデュケーター:森 弘暢
助手(報告書作成者):石指 宏通