京都府における最初のC級コーチ講習会は、府内コーチのみならず近隣府県から参加して下さった19名の受講者での講習会となりました。
今回の会場は、島津製作所さま(京都市中京区)の施設を使わせていただきました。SHIMADZU Breakersの皆様ありがとうございました。
全体を通して、受講生の受講意識が非常に高く、双方向型で終始明るい雰囲気の講習会でした。
今回の講習会に参加されたコーチの皆様方に書いていただいたアンケートを読み返しますと、午前中座学はワークが多かったので、多くの方と交流を持てたことや考えついて話し合えたことが好評だったようです。
午後の実技は、天然芝の素晴らしい環境で、全グループ共に攻撃の前進・支援についての練習、対象は小学生高学年を想定した実技となりました。
実技計画の段階から、午前中の座学で学ばれたコーチングアプローチやコーチングプロセスを意識されていたグループが多く、フィードバックではゴール設定やコーチ同士の役割分担について、全グループ終了後には、少人数のグループで各グループの良かった点や改善点を話し合い、座学で学んだことを実技で実践し、成長を実感できたという声が印象的でした。
今回の講習会においては、定員を設けさせていただきエデュケーター助手、運営スタッフと共に一人一人に寄り添った講習会を意識しましたので、解散時に、多くの方が満足した表情だったことにエデュケーターとして貢献できたのではないかと安堵しました。
締めの挨拶では、京都府ラグビーフットボール協会大島コーチ委員長より、地域ラグビーの活性化に向け、当講習会の年度内複数回実施についての話があり、今後のコーチ有資格者増に向けた契機となる講習会でした。
受講者の皆様の今後のご活躍を陰ながら応援させていただきます。受講者の皆様、大変暑い中、お疲れ様でした。
実施日:2023年7月29日(日)
開催場所:島津製作所グランド
エデュケーター・報告書作成:廣田 宗之
助手:江村 俊夫、安川 竜二