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３月５日（日）に兵庫県C級コーチ講習会を神戸市立工業高等専門学校にて集合型講習で実施しました。受講者は県内外の指導者40名で、内訳は社会人・クラブ６名、大学２名、高校３名、ラグビースクール29名と様々なカテゴリーの指導者の方々に参加いただきました。
午前は、講義室にてコーチングアプローチやコーチングプロセスなどについて、ワークを活用しながら双方向型でテンポよく、講義を展開していきました。特にワークの部分では、エデュケーターが「みなさん静粛に、次の説明にいきますよ〜」と声をかけても受講者間の議論が止まらない場面が多く見られ、受講生全体で主体的に取り組む活気のある講義となりました。
午後は、体育館にて実技のコーチング講習を行いました。4名1組のグループを10班作り、５班毎に１名のエデュケーターを配置し、２グループ同時展開で実施しました。午前中に計画した内容をもとにそれぞれの班で、実技のコーチングを発表していきました。各班、様々な工夫が見られ午前中の講義で学んだこととこれまでの経験をうまく活かしながらコーチング実践にチャレンジされていました。どのグループも実技講習のテーマである、どう教えるかという「How」の部分にフォーカスされた振り返りが実践でき、今後のコーチングスキルの向上に役立つ、実りある講習となりました。
兵庫県では４年ぶりの集合型講習の開催となりましたが多く指導者が参加され、かつ参加者の「学び」の姿勢も非常に積極的であったことから、あらためて集合型講習に対する「需要の高さ」を感じました。「次はいつ開催されますか？」「うちのスクールのコーチ全員に参加してもらいたいです」と言った声もいただきました。このような声に応えるべく、今後も県内での講習会の実施を積極的に行なっていきたいと思います。
最後に、参加者の皆様には本日学んだ事を活かして、自チームだけに留まらず地域ラグビーを活性化する指導者として活躍してくれることを願います。
皆様のご協力により、無事に講習会を終了することができました。ありがとうございました。
実施日：2023年3月5日（日）
開催場所：神戸市立工業高等専門学校
エデュケーター：山内陽一郎(講義・実技)、小森田敏(実技)
報告書作成：小森田敏
