2022年度JRFU C級コーチ講習会（青森県）実施報告

C級コーチ講習会を青森県会場（県立三沢商業高等学校）にて集合型講習で開催することができました。

受講者は県内外の指導者７名でした。そのうち女性１名を含め３名がスクールで幼児・小・中学生を指導されている方々で、遠くは函館から参加された方もいました。あとは中学・高校生の指導に関わっている方々でした。県内のスクール指導者の皆さんの中には、試合や様々な行事と重なり残念ながら参加できなかった方々もおられました。次回は、是非参加いただけるようにしたいと思います。

午前中の講義ではガイダンスから始まり、ラグビーの原理原則やコーチングアプローチ、プレーヤーセンタードなどを中心にコーチングの基本を学びました。講師の自己紹介のあと、助手も参加したアイスブレイクで雰囲気がかなり和みました。また、コマ毎に設定してあるペアワークでは、受講者同士が積極的にコミュニケーションを取り、主体的なディスカッションが行われていました。限られた短い時間の中でお互いの意見や考えを伝え合い、新たな気づきやヒントを得ることができました。

午後からの実技では体育館を使用して、午前中の最後に行われた練習計画・メニュー作成に基づき、ハンドリング、キック、１対１、２対１、２対２、DFなどの基本スキルを指導する課題に取り組みました。受講者の皆さんが一つのチームとなり、限られた時間の中で前のグループのレビューを活かして、より良い練習ができることを一生懸命に目指して取り組んでくれました。活動時間はあっという間に過ぎ、振り返りでの発言や意見交換も活発でした。

今回の講習会では、受講者の皆さんも選手役を経験できたり、人数が少ないため全員がメインコーチとサポートコーチの両方を経験できたり、新たな学びがあったことが非常に良かったという声などがありました。レビューも含めて、エデュケーターにとっても学ぶことが多く、新たな気づきや課題を見つける機会となったことに感謝しております。

参加いただいたコーチの皆様、本当にありがとうございました。また、グラウンドでお会いしましょう！