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2022年度JRFU C級コーチ講習会(愛知県)実施報告

2020年度から新型コロナの影響で中止となっていたC級コーチ講習会ですが、愛知県でも2年ぶりに開催することができました。中学校、スクールのコーチを中心に他県からの受講者を含め、29名での開催となりました。

 

はじめに自己紹介を交えたアイスブレイクからスタートしました。様々なカテゴリーからの参加であり、最初は緊張する様子も見られましたが、コーチとして活躍されている方が多く、さすがのコミュニケーション力で直ぐに打ち解けて会話が弾んでいました。

 

続いて、ワークを用いての双方向型の講義形式でスタートコーチの振り返りを行いました。ラグビーにおける攻防の原理原則を踏まえ、プレイヤーに選択肢を与えることの重要性やコーチングアプローチ、プレーヤーセンタードなどを中心にコーチングの基本を改めて確認しました。受講者同士でのディスカッションの機会が多くあり、限られた時間の中ではありましたが活発な意見交換が行われ、新たな発見やヒントを得られた有意義な時間となったと思います。

 

午後からの実技講習は4~5人の6グループに分かれ実施しました。午前中に行われた実技計画の段階から一人ひとりが積極的に参加し、様々な意見を出し合う様子が見られました。実技の内容はグループごとに設定していただきました。キック、キックキャッチ、キャッチ&パス、1VS1、2VS2など各グループが、多くのメニューにチャレンジしていただきました。設定した対象年齢と受講者の方々のスキルレベルのギャップに苦戦される様子も見られましたが、汗だくになるほど皆さん積極的に取り組んでいらっしゃいました。特に1VS1では競争の要素が入った内容であったため、ケガをしないか心配になるほど盛り上がっていました。レビューも含めて、エデュケーターにとっても、新たな気づきや課題をもつ良い機会となりました。

 

講習会に参加されたコーチの方々は、座学に実技にとラグビー漬けの1日を過ごされました。今回学んだ内容をそれぞれの現場に持ち帰り、多くのコーチの方々と共有していただけると幸いです。

 

最後にご参加いただいたコーチの皆様ありがとうございました。またの機会にお会いできるのを楽しみにしております! 



実施日:2022年11月26日(土)

開催場所:愛知県立名古屋工科高等学校(体育館)

エデュケーター:宮田 昇

助手:樋口 智大